ブロックの発生箇所とその症状の度合い、またブロックが悪化するリスクを視野に入れて治療が行われます。 急性的な症状に対しては元となる疾患の治療が大切になってきます。 慢性的な房室ブロック(ぼうしつぶろっく)の場合も、様々な角度から検討して、恒久的にペースメーカーの 植え込みをするかどうかの判断がなされます。 急性の原因が、β遮断薬やジギタリス、カルシウム拮抗薬などであれば、その過剰投与を検討します。 心筋炎や急性心筋梗塞であれば、その治療を行います。 またブロックの悪化が進む恐れもあるため、慎重を要します。 慢性の場合、ブロックの際に症状が示されるとペースメーカーを用います。 症状が特に示されない限り薬物療法より経過観察となります。 尚、ペースメーカーを用いることができない環境下にある時は、交感神経作動薬が適用されます。 症状 発作性房室ブロックに起因して失神を引き起こすケースが多く、他にも呼吸困難や疲労感などが示されることもあります。 また長時間にわたって除脈が見られる場合、心不全をきたすに至ります。 原因 伝導が遅れることと房室伝道系の障害が原因となります。 伝導の遅れでは副交感神経の緊張に起因するものなどがあげられます。 一度から三度に原因や発生箇所、障害の度合いから分類されています。 心室への電気信号が心房より伝達されない、或いはそれが遅れることを心房ブロックと言い、 心電図などで診断が行われます。