通常、抗結核薬の投与による治療方法になりますが、その期間も長期に渡ります。 手術では狭窄箇所を切除する治療法が実施されますが、これは腸管が狭くなった際に適用されます。 その他、消化性の高い食事を心がけ、腸を安静に維持することも望まれます。 大半が抗結核薬による内科的治療にて改善が急速に示されます。 症状 腸結核(ちょうけっかく)の活動時期においては発熱や腹痛をはじめ、下痢や便秘、疲労感、食欲不振、 それに伴う体重減少などが示されます。 更に吐血及び下血、腹部膨満感といった症状を呈する一方で、特にこれといった症状を示さずに経過するケースも 見られます。 また、炎症が悪化していくと腸管が狭まり、吐き気やそれに伴う嘔吐が見られます。 帯状潰瘍及び輪状潰瘍が大腸内視鏡検査において確認できます。 尚、クローン病との識別が必要とされています。 原因 現在、結核菌を含有した痰を肺結核患者自身が飲み込んでしまうことに原因するものが大半となっています。 活動性の腸結核はほとんど見られず、これは肺結核の減少と共に腸結核の発症率も低下したことに起因します。 ただ、結核感染が問題視されているとの文献も見られます。 結核の初期症状ではその大半が腸結核であり、これは何も肺結核のみでなく大腸においても結核感染が引き起こされます。 発生箇所は腹部右下方向の回盲部において頻繁に見られます。