手術適応は逆流性食道炎の症状が強く出現するケースとなります。 食道裂肛ヘルニア(しょくどうれっこうへるにあ)では逆流防止機能がうまく作用せず、胃の中にあるものが 逆流するため、逆流性食道炎を生じやすくなっています。 修復するには腹腔鏡下にて行うこともできます。 逆流性食道炎を併発したケースでは胃酸分泌抑制薬であるプロトンポンプ、H2受容体拮抗薬などが利用されます。 尚、手術による治療方法が行われるケースはあまりなく、重度の合併症などで出血が見られたりする場合に 限定されています。 症状 代表的なものには胸焼けやつかえといった症状を示します。 ただし、症状がこれといって示されないことも多々あります。 尚、別名では横隔膜ヘルニア(おうかくまくへるにあ)とも呼ばれます。 原因 胃の一部が胸腔内に押し込まれた病態であり、これは筋弛緩や食道裂肛が拡大することを原因としています。 また混合型、滑脱型、傍食道型の三つに分類されています。 食道裂肛は食道が通過する穴のことを指していて、食道は横隔膜を貫通しています。 尚、食道炎そのものは食道粘膜におけるただれによる炎症が原因で、熱い物を好んで摂取する人や細菌刺激、 化学物質などによって引き起こされます。 この疾患のうち非常に多いとされるのが逆流性食道炎で、胃液のほか十二指腸液の逆流によって惹起されます。 これは食文化の欧米化が原因しているとも言われており、日本人にも多く見られるようになりました。 手術適応は食道炎を引き起こす主な原因とされる裂肛ヘルニアの症状が強く出現している場合となっています。