食道胃静脈瘤の治療法

静脈瘤を全て消失させることが治療の目的であり、止血を内視鏡治療などにて行います。 何らかの理由で内視鏡治療による治療方法が実施できないケースではセングステーンクンブレークモアー管を用いて 圧力による止血を試みます。 いずれにしてもなるべく早く静脈瘤が除去されます。 食道胃静脈瘤(しょくどういじょうみゃくりゅう)の治療は極力再発率を低下させる方法が採用され、 ケースによってはレーザーの利用もあります。 症状 二次性に起因する肝不全は重度の肝障害が見られる場合に引き起こすことがあり生命に関わります。 通常、急に大量出血を引き起こし、その程度によってはショック症状を引き起こします。 これは静脈瘤出血に起因するものです。 診断は内視鏡検査のほか、超音波内視鏡検査、X線検査にて実施されます。 また元となる病気の診断には血管造影、肝生検、ウイルス検査、門脈圧測定、血液生化学検査などが行われます。 原因 胃静脈瘤を引き起こす大半が肝硬変症に起因するものとなっていますが、日本住血吸虫症やバッドキアリ症候群、 特発性門脈圧亢進症なども原因となります。これらの元となる病気が認められないのに胃静脈瘤が見られるケースでは 脾静脈閉鎖や脾静脈奇形などに起因して肝硬変が引き起こされることも疑われます。 門脈系からの流出の障害と流入の増加によって引き起こされる門脈圧亢進症は食道胃静脈瘤を惹起する原因となります。 これは副血行路を食道粘膜において発生させるのが門脈圧亢進症だからです。 尚、肝硬変症において腹水貯留、血小板の低下、脾腫などが見られれば、食道静脈瘤の発生が考えられます。


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