急性腹膜炎の治療法

早期に手術を行うことで見通しも良好になります。 絶食、安静を基本とし、手術による治療方法では患部を除去します。 また腹腔内の洗浄を行ってからビニール管を用いて、膿を排泄させる治療法も行われます。 診断は、腹部超音波検査、腹部X線検査、白血球算定検査などにて行います。 術後の経過は良く、抗生物質なども用いられます。 ただし、術後においては腸の癒着が生じやすいため、一定期間、食生活に注意が必要です。 症状 急性腹膜炎(きゅうせいふくまくえん)では通常、腹痛から腹部膨満感、頻脈、嘔吐、発熱といった症状を示します。 また腹部全域において硬直が見られます。 原因となる疾患によって症状は微妙に異なりますが、胃や十二指腸の穿孔では急に腹痛が引き起こされます。 虫垂炎の穿孔では痛みが更に強まりますが、時間の経過と共に嘔吐や腹部の張りが見られます。 どちらも激しい痛みになります。 胆嚢の穿孔は上腹部において激痛を生じ、治療が長期化するだけでなく命の危険にもさらされます。 大腸の穿孔も命に関わる症状であり、腹部の張りや高熱が生じます。 原因 腸内の物質及び細菌が腹腔内へ流出する、大腸癌、胃癌、或いは胃潰瘍や十二指腸潰瘍に起因する穿孔が原因と なる場合や、膵炎、虫垂炎、胆のう炎、大腸憩室炎、肝膿瘍の破裂といったものがあげられます。 非常に多いとされるのは虫垂破裂による穿孔など細菌感染に起因するものです。 また卵巣のう腫破裂など二次性の細菌感染も原因となります。これには膵液或いは胆汁の漏れ、膀胱からの 尿漏れなども該当します。


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