後腹膜腫瘍の治療法

手術で疾患部の切除による治療方法が行われますが、悪性腫瘍であればこれに加えて放射線療法や化学療法などを 組み合わせての治療法に移行します。 ただ、放射線療法や化学療法などは悪性腫瘍のみしか効果がないとされるため、他の腫瘍では期待するだけの効果は 得られないと言われています。 尚、後腹膜腫瘍(こうふくまくしゅよう)では切除による手術を行えないケースが多いため、 手術例の多くは局所的な腫瘍に限られているとも言われています。 症状 初期段階では特にこれといった症状を示しません。肥大化して進行すると内臓が圧迫されることになり、吐き気やそれに 伴う嘔吐、腹痛、排尿障害、便秘、体重減少などを呈するようになります。 また多くは腫瘤が認められるまで、なかなか発見されないと言われています。 上記以外にも、食欲不振や不定愁訴、そして発熱や貧血は末期において示すことがあるとされます。 原因 腫瘍のうち後腹膜において生じたものを総称する疾患であり、その原因には色々あります。 ただし、原発腫瘍の内腎臓、膵臓、副腎において生じたもの以外とされるのが一般的です。 本症は若年層にも見られますが、その発症率は低くなっています。 リンパ管、リンパ節、黄紋筋、脂肪、平滑筋、血管、結合組織など中胚葉を元とした腫瘍が多くを占めています。 更に転移及び浸潤による他臓器起源の腫瘍の他、神経系由来のものも見られます。 腫瘍には良性と悪性があり、本疾患の大半は悪性となります。 診断では、悪性リンパ腫の他、平滑筋肉種、線維肉腫、脂肪肉腫などが多いとされます。 一方良性では、神経鞘腫や奇形腫などがあげられます。


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